医療設備概要
医療設備概要
320列CT(東芝製:Aquilion ONE)
千葉南病院では、今までの概念を超えた画期的なCT装置を導入致しました。この装置の一番の特長は、1回転で16cmという広範囲の撮影を可能にした、320列面検出器を搭載し、一度に広範囲を短時間で検査いたします。
撮影時間が短くなると、放射線被曝や造影剤の使用量も低減し、患者様の負担が少なくなります。さらに3D画像に時間軸を加えた画像表示、4D画像も可能で今までの形態診断に「機能診断」や「動態診断」が付加され、より一層CT検査の適応が拡がり、特に心臓・循環器検査においては絶大な効果が得られます。検査は寝台に楽な姿勢で寝るだけで、リラックスしながら安心して受けられます。くわしい検査内容は、医師またはスタッフまでお気軽にお尋ねください。
MRI(東芝製:Vantage Titan 1.5テスラ)
当院のMRIは、開口部の大きさが71cmと従来のタイプよりも広く作られており、検査時の圧迫感・閉塞感を軽減できるものとなっており、 X線ではなく強い磁力を用いて体内を透視するため放射線による被ばくの心配がありません。
CTのような断層撮影のほか、従来CTでは血管や胆管などの撮影をする際に造影剤という薬品を使って検査する必要がありましたが、 MRIでは造影剤を使用することなく全身の血管や胆管を撮影することが可能です。(造影剤を使用するMRIの検査もあります)
マンモグラフィー(富士フィルムメディカル製:AMULET S)
マンモグラフィー。これにより早期診断・早期発見が求められる乳がん検査・診断の質が向上しています。
マンモグラフィー
(GEヘルスケア社製:Senographe Pristina)
トモシンセシス(3D)撮影機能を搭載したマンモグラフィー装置を2024年9月より導入しています。これにより早期診断・早期発見が求められる乳がん検査・診断の質がさらに向上しています。
詳しくはこちら内視鏡(オリンパスメディカルシステムズ製:上部消化管汎用ビデオスコープ OLYMPUS GIF-H290 / 上部消化管汎用ビデオスコープ OLYMPUS GIF-XP290N ※経鼻用 / 大腸ビデオスコープ OLYMPUS CF-H290L/I)
口や鼻、あるいは肛門から挿入し、食道、胃、十二指腸、大腸の内部を観察する検査装置です。観察中にそのまま簡単な治療を行うこともできます。
X線 TV撮影装置
造影剤等を使用し、消化管等のX線検査を行います。胃の透視撮影(MDL)もこの装置にて行われます。
超音波診断装置(GE社製:LOGIQ S7)
体の表面から体内に超音波を発信して戻ってくる反射波をコンピュータ処理し画像化します。その画像上の濃淡から病変の有無、大きさ、形状などを判読し腫瘍や炎症、結石などの診断を行います。
デジタル脳波システム
(フクダ電子製:コメットプラス)
神経活動によって脳が出す微小な電気の波を頭皮上に装着した電極より記録して、大脳の活動状態を調べます。
多機能心電計
(フクダ電子製:カーディマックスFCP-8800)
心電図検査は循環器疾患の検査法で最も簡単で痛みなく行える検査です。心臓の筋肉が活動する時に生じる電気的変化を電極を介して検出し、図形として記録することができます。
血圧脈波検査装置(フクダ電子製:VaSera)
測定項目は、CAVI(血管の硬さ)、ABI(血管の詰まり)、血管年齢です。血管を流れる血液の脈動の速さや四肢の血圧を測り、血管の硬さと狭窄(動脈硬化の程度)を調べることができます。
眼圧計(フクダ電子製:CT-1/CT-1P)
目に向かって空気を発射し、空気力でどの程度黒目の表面(角膜)が変形するのかを測定して眼圧を測ります。
眼底カメラ(フクダ電子製:TRC-NW400)
暗い場所で瞳孔が大きくなることを利用して、無散瞳(瞳孔を開かず)にて眼底撮影します。瞳孔を開かないので撮影後すぐに日常生活に戻れます。
外来端末
外来診療室にTVモニタを導入しています。CTやMRIなどの画像を患者さんと一緒に見ながら診断結果を説明することができます。